
野沢温泉で、外湯めぐりもしたいし、宿の湯にもゆっくり入りたいです。小さな宿で、湯のことを聞ける人がいるところはありますか。



奈良屋旅館は全9室の宿で、敷地に自家源泉が湧きます。「かけ流し」の言葉に添える注記も、先に書いておきます。
※この記事は、宿の公式サイトと予約サイトの掲載、野沢温泉マウンテンリゾート観光局の案内をもとに書いています(26年10月時点)。運営者が泊まった体験ではありません。料金や空室は予約ページでご確認ください。
序章|奈良屋旅館へ、標高600メートルの湯の村から
野沢温泉は、標高600メートル近い高冷地にあり、「全国有数の豪雪地帯」といわれる村です。温泉は奈良時代に僧・行基が発見したといわれ、村には30余の源泉と、13の外湯が点在します。外湯は村の共有財産で、江戸時代から「湯仲間」という制度で守られてきました。
奈良屋旅館は、その村にある全9室の小さな宿です。創業は大正元年、築100年の宿です。行き方は、北陸新幹線の飯山駅から直通バス「野沢温泉ライナー」で約25分。車なら上信越道の豊田飯山ICから約30分です。
- 全9室。大きな梁と太い柱、玄関に大階段
- 敷地の自家源泉「奈良屋の湯」。泉温73.0℃の単純硫黄泉
- 内湯から階段を下りる露天風呂。冬は凍結に注意
高冷地の村で、大階段のある小さな宿に着く。荷を置いたら、宿の湯と、村の外湯のどちらへ向かうかを考える。野沢温泉の一夜は、その二つの間を行き来する時間になります。
第一章|大階段と太い柱、大正の母屋と9室
玄関を入ると、大階段があります。大きな梁と太い柱の造りです。楽天トラベルの紹介では、大正時代に建てられた母屋を移築し、増改築を重ねてきた建物です。
館内には、郷土の作詞家・高野辰之氏の作品や、版画・墨彩画、染色家の絵画やタペストリーが飾られています。客室は全9室で、和洋室「楓の間」などはトイレ・シャワー付きにリノベーションされています。古い母屋に、水まわりの新しさを足した部屋です。
館内は玄関から階段が目立つ造りです。エレベーターの有無と、足に不安があるときの部屋の選び方は、予約の前に宿へたずねてください。
第二章|奈良屋の湯、73度の自家源泉と加水のこと
湯は、敷地内で自然に湧く自家源泉で、源泉名は「奈良屋の湯」です。泉温は73.0℃、湧出量は毎分119.05リットル。単純硫黄泉(弱アルカリ性低張高温泉)です。
敷地で湧く源泉に近所の人が入りに来ていたのは、宿の創業以前からのこと。湯守の池田忠夫氏の言葉として、公式サイトが紹介しています。
「かけ流し」には注記があります。 公式は「自家源泉掛け流し」と案内しながら、源泉が高温のため、管理上、季節により加水する場合もあると書いています。加温と循環の有無は、予約の前に宿へたずねてください。
風呂は、檜の内湯と、岩造りの露天風呂。どちらも男女別です。露天へは内湯から階段を下りるので、冬は凍結に注意と公式が呼びかけています。宿はJR東日本が選んだ「地・温泉」34湯のうち、野沢温泉で唯一の参加だと説明しています。
第三章|郷土会席、いいやまみゆきポークと信州プレミアム牛
食事は、郷土会席です。基本プランのメインは「いいやまみゆきポーク」、グレードアップは「信州プレミアム牛」です。朝夕とも食事処でいただきます。
朝食のみのプランや、素泊まりのプランもあります。献立はプランと季節で変わるため、品数や内容は予約ページで確かめてください。
冬に泊まるなら、冬季は夕食の提供を行っていないと、26年11月時点の公式サイトのよくある質問にあります。素泊まりの人は、前々日までにメールで申し込むと朝食を足せます。
終章|宿の前の麻釜と、村の外湯をたどる朝
宿の前の通りには、共同浴場の麻釜の湯があります。麻釜(おがま)そのものは、宿から徒歩5分。100度近い湯が湧く源泉で、村人が山菜を茹でる場所でもあります。
外湯の大湯の源泉は、66℃の湯です。外湯の利用時間は季節で変わり、12月から3月は4月から11月より1時間遅く開きます。スキー場へは、宿から徒歩3分の「遊ロード」(無料のエスカレーター式の移動手段)で日影ゲレンデに出られます。
宿の湯に入り、翌朝は通りの外湯へ。奈良屋旅館は、宿の湯と村の湯をまたぐための場所にあります。
全9室の宿で、73度の自家源泉に入り、翌朝は村の外湯へ歩く。2026-27ウインターシーズンの販売は、26年6月に公式のお知らせで始まっています。
選ぶ前に: 玄関の大階段と、露天風呂へ下りる階段があります。冬は凍結にも注意が必要です。送迎はありません。「かけ流し」は季節による加水を含む表示なので、湯の条件を気にする方は、宿に確かめてから日付を決めてください。
\ 楽天トラベルの奈良屋旅館のページで、泊まりたい日の空きを調べられます /
\ プランの内容をじゃらんでも見たいときはこちら /
野沢温泉の外湯をめぐる冬の宿は、野沢温泉の旅館3軒に、宿ごとの違いを並べています。
寄り道|野沢菜の生まれた村で、収穫の体験と外湯をたずねる
野沢温泉は、野沢菜が生まれたと伝わる村でもあります。天王寺蕪の種が突然変異して生まれたといわれ、村の約半分は山林です。
観光局のイベントには、11月16日の「野沢菜 収穫&木樽本漬け体験」が載っています。内容と申し込み方法は、観光局の表示では準備中です。村の外湯は13か所あり、通年で入れます。
野沢温泉にはほかに、河一屋旅館の記事があります。長野県の宿は、長野県のおすすめ温泉宿にまとめました。
野沢温泉には、常盤屋旅館の記事もあります。
選ぶ前に|階段、加水、冬の足元と宿泊税
大正の母屋を使う宿なので、段差や階段のことは先に知っておくと安心です。
階段と冬の足元
- 玄関の大階段。エレベーターの有無は宿へたずねます
- 露天風呂へ下りる階段。冬は凍結に注意が必要です
- 屋根付き駐車場の高さ制限。屋内なので、高さ2.27mまでです
湯と費用の条件
- かけ流しの表示。高温のため季節により加水する場合があります
- 加温と循環。有無は宿へたずねてください
- 子どもの入館料。0〜3才、4〜6才、小学生で扱いが変わります
- 宿泊税。野沢温泉村は26年6月から、宿泊代金に応じてかかります
基本情報|9室の宿、住所・行き方・駐車場
予約の前に見返せる形で、基本の情報を並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8736(電話 0269-85-2155) |
| 客室 | 全9室。和洋室「楓の間」などはトイレ・シャワー付き |
| 源泉・泉質 | 自家源泉「奈良屋の湯」。単純硫黄泉。泉温73.0℃。季節により加水する場合あり |
| 風呂 | 男女別の檜の内湯と岩造りの露天風呂 |
| 食事 | 郷土会席。朝食のみ・素泊まりのプランもあり |
| 行き方 | 飯山駅から直通バス「野沢温泉ライナー」で約25分。車は豊田飯山ICから約30分 |
| 駐車場 | 屋根付き12台。無料・予約不要。高さ2.27mまで |
※数字や条件は26年10月時点のものです。
よくある質問|駐車場・かけ流し・飯山駅からのバス・送迎・冬の夕食
駐車場やアクセスなど、予約の前に気になりやすい点です。
- 奈良屋旅館に駐車場はありますか?
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屋根付きの駐車場が12台分あり、無料で予約も要りません。屋内なので、高さは2.27mまでの車が対象です。
- 奈良屋旅館の温泉は源泉かけ流しですか?
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宿は「自家源泉掛け流し」としていますが、高温のため、季節により加水する場合もあります。
- 飯山駅から奈良屋旅館までのバスはありますか?
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飯山駅から直通バス「野沢温泉ライナー」が出ていて、約25分です。
- 朝食だけ、素泊まりだけで泊まれますか?
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朝食のみのプランと、素泊まりのプランがあります。楽天トラベルのプラン一覧で選べます。
- 冬の露天風呂は入れますか?
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露天風呂は、内湯から階段を下りた先にあります。冬は階段が凍結することがあるため、足元に注意してください。
- 奈良屋旅館に送迎はありますか?
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送迎サービスは行っていません。飯山駅からは直通バスで野沢温泉へ入り、中央ターミナルから歩くと約8分です。タクシーなら、行き先を「奈良屋旅館」と伝えます。
- 冬でも夕食は出ますか?
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冬季は夕食の提供を行っていません。26年11月時点の公式サイトのよくある質問にある案内で、「冬季」がいつからいつまでかは書かれていないため、泊まる日の夕食の有無は予約の前に宿へ確かめます。朝食は、素泊まりの人が前々日までのメール申し込みで足せます。
参考資料
奈良屋旅館 公式サイト/楽天トラベル 奈良屋旅館の宿ページ/野沢温泉マウンテンリゾート観光局 公式サイト


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