
五浦の海を眺める宿に泊まりたいです。でも、本館とか別館とか、どの建物に泊まることになるのか、予約画面ではよく分からなくて。



海の間際に建つのは、10階建ての別館です。庭園の中にある木造の本館とは、別の建物。この記事は、別館に泊まる一夜を描いています。
※五浦観光ホテルの公式サイトと、楽天トラベル・じゃらんの掲載を読み合わせて書きました(26年10月時点)。泊まった記録ではありません。料金・プランの最新の内容は、予約ページで見られます。
序章|五浦観光ホテル別館 大観荘は、海の間際に建つ10階建て
車なら、常磐道の北茨城ICからも、いわき勿来ICからも約15分。首都圏からは約2時間30分で、無料の駐車場があります。電車の場合は、大津港駅から車で約5分です。駅からの送迎は事前予約制で、大津港駅・磯原駅・勿来駅それぞれに、対応する到着時刻が決まっています。
着いた先は、北茨城市の五浦海岸。海の間際に建つ10階建ての宿「五浦観光ホテル別館 大観荘」です。楽天トラベルの掲載は、本館と別館をひとまとめにして総部屋数73室(26年10月時点)。この宿の看板は、太平洋を望む窓と、海に向いた露天風呂です。
- 宿が源泉掛け流しとする大観の湯。内湯の大きな窓も、露天風呂も、太平洋に向いています
- 海側の客室。部屋によっては六角堂も見えます
- 海鮮の夕食と、冬のあんこう。茨城の魚介を使うプランと、10月から3月限定のあんこうプランがあります
第一章|お抹茶のあとに、太平洋を望む海側の窓へ
チェックインを済ませたら、最初の場面はお抹茶です。お抹茶で一息つくところから、この宿の時間は始まります。お抹茶のサービスは、宿の案内にもあります。
客室で個性がいちばん分かりやすいのは、別館の海側の部屋です。広い窓の向こうに太平洋と、入江に寄せる白波、松の緑。部屋によっては、六角堂も見えます。
和室は8畳から10畳で、和洋室は和室にツインルームがつきます。定員は部屋によって違います。
海側の窓、海に向いた露天風呂、冬のあんこう。海辺で過ごす理由が、この宿にはそろっています。
選ぶ前に:バリアフリーの客室はなく、夕食も朝食も部屋食ではありません。本館か別館か、海側の部屋かどうかは、予約のときに部屋タイプの名前で確かめてください。
\ 海側の窓と露天風呂|空きを探す /
第二章|太平洋に向く大観の湯、庭園風呂の五浦の湯、2つの貸切風呂
荷物を置いたら、湯へ。この宿には、海に向いた湯と、庭に向いた湯があります。
大観の湯は、2012年の秋にリニューアルした大浴場です。内湯の大きな窓は、太平洋に向かって開いています。露天風呂について、公式サイトは「果てしなく続く雄大な太平洋」を望む湯船と表しています。湯は、さらりとしたナトリウム・カルシウム塩化物泉です。
もうひとつの五浦の湯は、公式サイトの案内によると、石畳を踏み、木戸をくぐって入る数奇屋風の庭園風呂です。滝の音が聞こえる庭園の中で、湯に浸かります。
家族だけで入りたい日には、有料の貸切風呂があります。「椿の湯」と「浜菊の湯」の2つで、浜菊の湯はバリアフリーです。どちらも大浴場と同じ温泉です。
\ 太平洋に向いた大観の湯|日を決める前に /
\ 同じ宿の空きは、じゃらんで比べられます /
第三章|広間の夕食、海鮮料理プランと冬のあんこう
湯から上がれば、夕食です。夕食は広間で、プランごとに主役が変わります。
標準の海鮮料理プランは、茨城の新鮮な魚介と、希少なブランド牛の花園牛が中心です。そのほか、かにぐるめプラン、あわびぐるめプランがあり、宿のこだわりの食材として、アワビ、目光の唐揚げ、あん肝が挙げられています。
冬の主役は、あんこうです。あんこうぐるめプランと、あんこう鍋付きプランは、10月から3月の限定です。五浦名物とされるあんこうが、冬の夕食を飾ります。
夕食は、部屋食ではなく広間です。食物アレルギーは、できる範囲の対応になります。調理器具や食器まで分けることは難しいため、不安のある人は予約の前に電話で相談します。
\ 冬のあんこうも、海鮮のプランも|楽天で /
\ 本館・別館の掲載は、じゃらんにも /
終章|屋上の日の出と、六角堂へ向かう朝
翌朝は、屋上から日の出を見る過ごし方があります。朝風呂もあります。
朝食は、広間かコンベンションホールです。食べ終えたら、宿の周辺にある六角堂や、茨城県天心記念五浦美術館を訪ねて、五浦の朝を締めくくります。
海側の和洋室は、予約ページの部屋タイプで確かめられます。日の出から六角堂までの朝は、泊まる日の空と海がつくります。
\ 押すと楽天トラベルの大観荘のページが開きます /
\ じゃらんの宿ページも、同じ宿の掲載です /
基本情報|本館と別館、建物・お風呂・アクセス
建物が2つに分かれる宿なので、泊まる前に整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県北茨城市大津町722(五浦海岸) |
| 建物 | 別館は海の間際に建つ10階建て。本館は庭園の中に建つ純和風の木造2階建て(和室のみ) |
| 温泉 | 大観の湯は、天然の温泉を使った源泉掛け流し(宿の言葉)。ナトリウム・カルシウム塩化物泉。加水・加温・循環の有無は、予約前に宿へ問い合わせてください |
| お風呂 | 大観の湯(内湯と露天風呂)、五浦の湯(数奇屋風庭園風呂)、有料の貸切風呂2つ(椿の湯・浜菊の湯) |
| 客室 | 別館は和室と和洋室。海側・松林側などのタイプがある。バリアフリーの客室はなし |
| 食事の場所 | 夕食・朝食とも広間かコンベンションホール(部屋食ではありません) |
| アクセス | 車は常磐道の北茨城ICから約15分、いわき勿来ICからも約15分。電車は大津港駅から車で約5分で、駅からの送迎は事前予約制。無料の駐車場あり |
| 最終更新 | 26年10月 |
源泉掛け流しとは、湧き出た湯を循環させずに注ぎ続ける入り方です。この宿は、じゃらんにも「温泉掛け流し」と載っています。
- 部屋の窓から、太平洋と入江の白波を眺めて過ごしたい
- 海に向いた露天風呂と、庭園風の露天風呂の両方を使いたい
- 冬のあんこうや、茨城の魚介を、夕食の目当てにしたい
選ぶ前に|階段・館選び、予約前に確かめること
海の景色が主役の宿ですが、合わない旅もあります。
海の宿に向かない旅
- 段差や階段を避けたい旅。バリアフリーの客室はありません。別館の東館の和洋室は、和室が小上がりで、洋間は車椅子で移動できます
- 部屋食でくつろぎたい旅。夕食も朝食も、広間かコンベンションホールです
- 駅から好きな時刻に着きたい旅。送迎は事前予約制で、駅ごとに対応できる到着時刻が決まっています
海を眺めて一夜を過ごしたい旅
- 太平洋を前にした露天風呂を、旅のいちばんの目的にしたい旅
- 冬に、あんこうを目当てに北茨城へ向かう旅
- 六角堂や天心記念五浦美術館など、五浦の周辺を訪ねる旅
- 本館か別館か。別館に泊まるなら、部屋タイプの名前
- 駅から来るとき、送迎に対応する到着時刻(事前予約)
- 食物アレルギーなど、食事の相談
よくある質問
建物の違い、送迎、アレルギー、車での行き方を取り上げます。
- 本館と別館は、どう違いますか?
-
本館は庭園の中に建つ純和風の木造2階建てで、部屋は和室です。別館は海の間際に建つ10階建てのホテルで、和室と和洋室があります。この記事で描いたのは別館の一夜です。
- 駅から送迎してもらえますか?
-
事前予約制の送迎があります。大津港駅、磯原駅、勿来駅から、対応する到着時刻が決まっています。先着順なので、満席で利用できない場合があります。電話か予約時に確かめましょう。
- 食べ物のアレルギーに対応してもらえますか?
-
できるかぎりの対応はしてもらえます。ただ、調理器具や食器の対応は難しいと、公式サイトに書かれています。予約の前に、電話で相談しておくと確実です。
- 車で行きやすいですか?
-
首都圏から、車で約2時間30分です。常磐道の北茨城ICからも、いわき勿来ICからも、約15分で着きます。無料の駐車場があります。
- 日帰りで温泉だけ入れますか?
-
大観の湯で、日帰り入浴ができます。時間と料金は変わることがあるので、公式サイトの案内で確かめてください。
海の大きな宿ではなく、山あいの小さな宿で看板猫と湯を楽しむなら、常陸大宮市の梅屋山荘があります。茨城の宿を広く比べたいときは茨城の温泉宿のまとめへ。宿選びの手順は温泉旅館の事前調査術も役立ちます。
参考資料
五浦観光ホテル別館 大観荘 公式サイト、楽天トラベル 施設ページ、じゃらん 宿ページ
茨城の温泉宿|同じ旅路の宿をもっと見る
この宿は、茨城を巡る旅路の途中にあります。北茨城の海岸から奥久慈、水戸、筑波山、鉾田へ。同じ旅路の続きを、もう少しだけのぞいてみませんか。
まだ迷っている方は、まず県のまとめで8軒の宿を旅の道すじで見比べるのがおすすめです。すでに気になる宿がある方は、下の一覧からそのまま次の一夜の物語へ進めます。
北茨城海岸(五浦・磯原)
- 五浦観光ホテル 別館大観荘|太平洋に向いた露天風呂と海側の和洋室
- 磯原シーサイドホテル|屋上の天空露天風呂と有機の手づくり料理
奥久慈・常陸大宮
水戸市
- ホテル テラス ザ ガーデン 水戸|水戸駅南口に直結、人工温泉の大浴場とサウナ
- 内原鉱泉 湯泉荘|庭園の和室と一晩中入れる龍紋石風呂
つくば・筑波山温泉
- 亀の井ホテル 筑波山|関東平野を一望する7階のインフィニティ露天風呂
鉾田市
- 隠れ家 四季の月|海まで徒歩1分、手ぶらBBQのドームテント


コメント
コメントをくださる方へ
感想や「ここが違っていた」というお知らせは、とてもありがたく読ませていただいています。情報の誤りは確かめたうえで直します。
当サイトは宿の運営者ではありません。予約・料金・キャンセルのご相談は、宿か予約サイトへお願いします。
次のようなコメントは、公開せずに削除します。
くり返される場合はコメントをお断りし、内容によっては関係する窓口に相談します。気持ちよく使える場にするため、ご協力をお願いします。