
阿寒湖で宿を探すと、鶴雅という名前の宿がいくつも出てきます。ウイングスという名前も見かけて、どれがどれなのか分からなくなりました。



このページは、湖畔の大きな旅館「あかん遊久の里 鶴雅」の話です。かつて別の宿だったウイングスは、いまはこの宿の一部になっています。
※この記事は、鶴雅グループの公式サイトと、楽天トラベル・じゃらんの掲載情報、宿泊者の口コミをもとに書いています(26年10月時点)。運営者自身の宿泊体験ではありません。料金やプランの最新情報は、予約ページでご確認ください。
釧路市阿寒町の「あかん遊久の里 鶴雅」は、全269室(26年10月時点)の大きな旅館です。本館と、アイヌ文様の彫刻が並ぶウイングス館があり、1階と8階の2つの大浴場を湯めぐりできます。ウイングス館はかつて「あかん湖 鶴雅ウイングス」という別の宿でしたが、2024年4月に統合されました。
車でお越しなら、まず正面玄関の車寄せへ。駐車場は宿から離れた場所にあるので、係から行き方を聞いて車を移し、シャトルバスで玄関へ戻ります。
- 1階と8階、趣の違う2つの大浴場。湖と同じ目線の庭園露天風呂と、湖と山並みを望む天空露天風呂
- アイヌ彫刻が並ぶ館内。翼をつけたトーテムポールと、木彫のギャラリー
- ビュッフェと料亭の和食膳。本館の「天河」、ウイングス館の「HAPO」で和洋中が並びます
あかん遊久の里 鶴雅|269室の宿帳と、統合したウイングス館
宿の名前や住所、湯、食事の場所を、予約の前に確かめやすい形で置いておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-6-10 |
| 温泉 | 阿寒湖温泉。泉質は、ウイングス館の公式ページでナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)。お湯の扱いは本文に書きました |
| 客室 | 全269室(26年10月時点)。本館とウイングス館に和室・洋室・和洋室などがあり、客室露天風呂付き・サウナ付きの部屋もあります |
| 食事の場所 | 夕食・朝食ともビュッフェが中心です(本館2階「天河」、ウイングス館1階「HAPO」)。料亭「北璃宮」の和食膳や鉄板焼会席が付くプランもあり、夕食の形はプランごとに違います。楽天トラベルには、夕食の場所に「部屋」と書かれたプランもあるため、プランごとに確かめてください |
| アクセス | 釧路空港から車で約60分。駐車場は無料で、宿から離れた場所にあり、シャトルバスが走っています。札幌・新千歳方面から直通バスもあります |
| 最終更新 | 26年10月 |
鶴雅グループは阿寒湖畔に複数の宿を持ち、名前もよく似ています。予約ページでは、宿名が「あかん遊久の里 鶴雅」と書かれたものを選んでください。予約サイトでは、スペースなしの「あかん遊久の里鶴雅」と表記されます。ウイングス館に泊まりたいときは、予約ページのプラン名や客室の説明で、館を確かめてください。
- 大浴場の湯めぐりと、ビュッフェの夕食をどちらも楽しみたい
- アイヌの木彫や文様が並ぶ館内を、ゆっくり歩いてみたい
- 阿寒湖のほとりで、家族や友人と泊まれる大きな宿を探している
\ 269室の湖畔の宿|空室を見る /
\ 宿名は「あかん遊久の里鶴雅」です /
あかん遊久の里 鶴雅|翼のトーテムポールが立つロビーと、ギャラリーロード
ロビーに入ると、宿の個性はすぐに分かります。彫刻が並んでいるのです。
ウイングス館1階のロビーギャラリー「イランカラプテ」には、翼をつけた大きなトーテムポールが立っています。彫刻家の藤戸竹喜さんが、ウイングスのために制作した作品です。ほかにも多くの彫刻が並び、美術館のようなロビーです。
本館1階のギャラリー「ニタイ」には、阿寒湖を拠点にした彫刻家・瀧口政満さんの木彫が集まっています。ニタイはアイヌ語で「森」の意味です。2つの館をつなぐギャラリーロード「ウイングスブリッジ」は、天井にアイヌ文様の装飾があり、公式サイトによると、見上げるとパールのような水が降りそそぎます。
ロビーでは、ふかし芋が出た、という声があります。宿の返信には「当館名物」とありますが、時期や提供の有無は予約前に確かめてください。
あかん遊久の里 鶴雅|庭園露天風呂と天空露天風呂の湯めぐり
荷物を置いたら、本館の2つの大浴場へ。1階と8階で、湯の景色がまるで違います。
1階の大浴場「豊雅殿」には、7種類の湯があります。庭園露天風呂は阿寒湖と同じ目線で入れる湯船です。
8階には展望大浴場「天の原」と、天空露天風呂「天女の湯」があります。阿寒湖と阿寒連山、ひがし北海道の大パノラマを見渡す湯です。夜の展望風呂で星空を見た人もいます。
1階と8階は、偶数日と奇数日で、男女の入る浴場が入れ替わります。切り替えの時間帯は、公式サイトの温泉ページで確かめてください。冬の間は、8階の「陶器風呂」が閉まります。
ウイングス館には、男性用の「ピンネシリ」と女性用の「マッネシリ」という、男女別の大浴場があります。3階には岩盤スパ「スマ」があり、高温と低温の岩盤浴を使えます。小学生以下は利用できません。
お湯の扱いも書いておきます。公式の温泉ページでは、大浴場は源泉かけ流しが一部で、循環ろ過・加水・塩素系薬剤の投入もある、とされています。客室の露天風呂は、毎日お湯を入れ替えていて、塩素系の薬剤は使わないそうです。
あかん遊久の里 鶴雅|ビュッフェ天河とHAPO、料亭の和食膳
夕食は、ビュッフェが中心です。料亭の和食膳や鉄板焼会席が付くプランもあります。
本館2階の「天河(てんが)」は、天井の高い、開放感のあるレストランです。ウイングス館1階の「HAPO(ハポ)」は、アイヌ語で「お母さん」を意味する名前で、天井高は6.5メートル。オレンジ色が印象的な食堂です。
ビュッフェは、和食・洋食・アジア料理の3本立てです。和食は、職人が目の前で握る寿司や、揚げたての天ぷら、刺身。洋食は、生ハムに自家製の生パスタ、焼きたてのピッツァ。アジア料理は、オープンキッチンの本格中華などです。パンとサラダ、スイーツも並びます。
別注料理(前日までに要予約)には、毛蟹の浜茹でや生雲丹などがあります。ワインセラーには約1,000本が収められています。
料亭「北璃宮」の和食膳や鉄板焼会席は、プランによって付きます。北海道の海と山の幸を使った膳です。
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あかん遊久の里 鶴雅|イオマプの庭の夜と、湖側の客室
夜は、庭と客室でゆっくり過ごす時間です。
館内には、縄文文化とアイヌ文化、自然が溶け合うガーデン「阿寒イオマプの庭」があります。夜はプロジェクションマッピングで彩られ、1階のバーやゲストラウンジ「アペソ」から、ライトアップされた庭を眺められます。
ウイングス館の湖側の客室は、大きな窓から阿寒湖が見えます。街側の客室もあり、眺めは部屋タイプで変わります。ウイングス館には、プライベートサウナと水風呂が付いた108平米の特別室もあります。
あかん遊久の里 鶴雅|269室の賑わいに合う旅と、合わない旅
湯と食事と館内のアートがそろう、大きな旅館です。そのぶん、泊まる人を選ぶ点もあります。
- 湯めぐりとビュッフェを重ねたい旅。大浴場は本館に2か所(1階と8階)あり、ウイングス館にも男女別の大浴場があります
- アイヌの文様や木彫に触れたい旅。館内のギャラリーを歩くだけで、作品が目に入ります
- 家族や友人と泊まる旅。還暦祝いの家族旅にも使われています
- 静かな小さな宿を探す旅。269室の大きな旅館で、大浴場もビュッフェも多くの客が使います
- 車を停めてすぐ部屋へ入りたい旅。駐車場は離れていて、シャトルバスに乗り換えます
- 新しい設備を求める旅。客室の家具や浴場の設備に、古さを指摘する声があります
北海道のほかの宿とも比べたいときは、北海道の温泉宿おすすめ10選に、道央から道東までの宿が並んでいます。
- 駐車場の場所と、シャトルバスの運行(車で行く場合)
- 客室のタイプ(湖側か街側か、客室露天風呂やサウナの有無)
- 大浴場の男女入れ替えの時間帯(公式サイトの温泉ページ)
あかん遊久の里 鶴雅|よくある質問と、ウイングスとの関係
予約の前に引っかかりやすい点を、短い答えで置いておきます。
- 「あかん湖 鶴雅ウイングス」と「あかん遊久の里 鶴雅」は別の宿ですか?
-
2024年4月に統合され、ウイングスは「ウイングス館」として、あかん遊久の里 鶴雅の一部になっています。本館とは、ギャラリーロード「ウイングスブリッジ」でつながっています。ウイングス館に泊まりたいときは、予約ページのプラン名や客室の説明で、館を確かめてください。
- 大浴場の男女は入れ替わりますか?
-
1階と8階の大浴場は、偶数日と奇数日で、男女の入る浴場が入れ替わります。切り替えの時間帯は、公式サイトの温泉ページで確かめてください。
- 客室に露天風呂やサウナはありますか?
-
客室露天風呂付きの部屋と、サウナ付きの部屋があります。ウイングス館には、プライベートサウナと水風呂が付いた108平米の特別室もあります。部屋ごとに内容が違うため、予約ページで確かめてください。
- 札幌や新千歳空港から、公共交通で行けますか?
-
札幌・新千歳方面から阿寒湖温泉まで、直通の有料バス「阿寒湖エクスプレス号」があります。2026年10月1日(札幌発)から2027年3月31日(阿寒湖発)まで毎日運行で、所要時間は約6時間です。事前予約・座席定員制で、宿泊日の5日前までに宿へ問い合わせる必要があります。
- 子ども連れで気をつけることはありますか?
-
大浴場と脱衣場には、異性のお子様は6歳まで入れます。ウイングス館の岩盤スパは、小学生以下は利用できません。子ども連れ向けのプランの条件は、掲載情報から分からなかったため、予約ページで確かめてください。
あかん遊久の里 鶴雅|翌朝のビュッフェと、湖畔を離れる道
朝は、もう一度大浴場へ。前の晩と男女が逆の浴場になる日があります。
朝食もビュッフェです。「天河」か「HAPO」で、和洋中のどれもそろっています。2連泊しても和洋中で飽きない、と評判です。
車なら、シャトルバスで駐車場へ。直通バスで来た人は、宿泊施設の前に集まって、阿寒湖温泉を出ます。湖畔の大浴場、アイヌ彫刻が並ぶ館内、ビュッフェの夕食。この3つが、遊久の里 鶴雅の一晩の中身です。
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\ 掲載はじゃらんにも。条件を確かめる /
大型旅館ではなく、札幌に近い由仁で、コーヒー色の湯に浸かる一夜なら、ユンニの湯という選び方もあります。
参考資料
鶴雅グループ あかん遊久の里 鶴雅 公式サイト(ウイングス館・温泉・お食事・館内施設・コンセプト・アクセス)、楽天トラベル 施設ページ・宿泊者の口コミ、じゃらん 宿ページ
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