
福島で白濁した硫黄の湯に入りたくて、高湯温泉の玉子湯が気になっています。山奥の古い旅館で、どんな泊まり方になるのか見当がつかなくて。



吾妻山の中腹にある、湯処が7つの旅館です。湯小屋は萱ぶき屋根です。気になる点も、隠さず書いています。
※この記事は、宿の公式サイト、楽天トラベルとじゃらんの掲載情報をもとに書いています(26年10月時点)。運営者自身が宿泊した体験ではありません。料金やプランは予約ページでご確認ください。
序章|旅館玉子湯、伝承で1607年開湯の高湯温泉へ
福島県福島市の高湯温泉は、伝承では1607年に開かれたとされる、400年続く湯治場です。吾妻山の中腹にある「旅館玉子湯」は、1868年の創業。湯は酸性・含硫黄の白濁した硫黄泉で、宿の案内では加水も加温もしない源泉かけ流しです。
福島駅の西口からは、宿の無料送迎バスが出ています。要予約で、迎えは午後の1便、送りは午前の1便。車なら約30分、約16キロです。湯処は7つあり、そのひとつが、萱ぶき屋根の湯小屋「玉子湯」です。
- 萱ぶき屋根の湯小屋「玉子湯」。150年の歴史をもつ湯小屋で、白濁の湯に入れます
- 7種類の湯処。庭園の野天風呂、貸切露天風呂、大浴場、内湯、足湯
- 山の幸が中心の和食会席。夕食は会場での食事で、中華のコースも選べます
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第一章|庭園に面した和室と、黒ずむ鍵
宿に着いたら、まず部屋へ。客室は庭園に面した和室が中心で、窓の向こうは、公式の客室ページによると野趣あふれる自然の庭園です。
気になるのは、客室の鍵です。同じページには、部屋の鍵も真っ黒に変色するほどの高濃度の硫黄泉とあります。
第二章|萱ぶき湯小屋と、7つの湯処
荷物を置いたら、湯処へ。湯小屋「玉子湯」は、150年の歴史をもつ萱ぶき屋根の湯小屋です。湯は青みがかった白濁で、「玉子湯」という名は、ゆで卵に似た硫黄のにおいに由来します。
庭園には野天風呂の「天渓の湯」と「天翔の湯」があり、天渓の湯は1日おきに男女が入れ替わります。ほかに、貸切露天風呂の「瀬音」、大浴場の「滝の湯」、内湯の「仙気の湯」、足湯があります。
湯は、自然湧出の源泉から、地形の落差だけで浴槽まで引いています。湯量の調整だけで適温を保つのが、宿のやり方です。湯樋や配湯管の清掃は、湯番が週に1回ほど行います。
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第三章|吾妻の山の幸を、会場でいただく夕食
湯のあとは、会場での夕食です。献立は、地元の山菜を中心にした和食会席で、中華のコースも選べます。
食事処は、椅子席の「蓬莱」、個室の「信夫」、和室の「磐梯」、庭園を眺める「花山水」などです。別料金で、福島県産の黒毛和牛ステーキや、旬の川魚の塩焼き、骨酒なども頼めます。
山の中腹で湯小屋に浸かり、地元の山菜の会席を囲む。玉子湯の夜は、その二つが中心です。
選ぶ前に:湯小屋と露天風呂には段差や傾斜があります。毎週水曜日は温泉設備の点検日で、日中の一部は入れません。
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終章|翌朝の出立、磐梯吾妻スカイラインへ
翌朝、宿を出たら、磐梯吾妻スカイラインへ。高湯温泉と磐梯高原を結ぶ、全長28.7キロの道路で、通れるのは例年4月中旬から11月上旬までです。
車なら、標高約1,600メートルの浄土平まで足を延ばせます。歩くなら、温泉街から遊歩道で行ける不動滝が、紅葉の名所として知られます。
\ 白濁の湯と山の一泊|日にちを決める /
\ 白濁の湯の宿|こちらでも確認 /
硫黄の秘湯ではなく、木造の登録文化財の旅館で貸切風呂を楽しむ旅がよければ、会津東山温泉の向瀧という選び方もあります。
基本情報|所在地・湯・客室・行き方
行き方や湯の決まりごとは、先に押さえておくと安心です。客室数は出典で数字が割れるため、両方を書きました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県福島市町庭坂字高湯7(高湯温泉) |
| 温泉 | 高湯温泉。酸性・含硫黄(硫化水素型)アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉(硫黄泉)。pH2.8、源泉は44度で自然湧出。日本温泉協会の「天然温泉」認定あり。加水・加温なしの源泉かけ流しです |
| 風呂 | 湯小屋「玉子湯」、庭園野天風呂「天渓の湯」「天翔の湯」、貸切露天風呂「瀬音」、大浴場「滝の湯」、内湯「仙気の湯」、足湯の7つ。湯小屋と露天風呂には、段差や傾斜もあります |
| 客室 | 和室が中心で、公式は50室、楽天・じゃらんは49室の掲載です。ベッドを置いた和室もあり、客室に風呂のない部屋もあります |
| 食事の場所 | 夕食は食事処での会場食。椅子席の「蓬莱」、個室の「信夫」などがあります |
| アクセス | JR福島駅から車で約30分(約16キロ)。福島駅西口から無料送迎があり、要予約です。無料の駐車場もあります |
| 最終更新 | 26年10月 |
- 白濁した硫黄泉を、湯処をはしごして味わいたい
- 萱ぶき屋根の湯小屋で、湯に浸かってみたい
- 吾妻山の中腹で、湯と食事を中心に過ごしたい
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選ぶ前に|湯を選ぶ旅と、避けたい旅
山の湯治宿には、旅館とは違う約束ごとがあります。合うかどうかを、先に整理しておきます。
満足しやすい滞在
- 白濁の硫黄泉を、湯処のはしごで味わう旅。湯処は7つあります
- 源泉かけ流しの湯を選びたい旅。自然湧出の源泉を、地形の落差で引いています
- 山のドライブと組み合わせる旅。磐梯吾妻スカイラインは、高湯温泉と磐梯高原を結ぶ道です
ためらいそうな点
- 足腰に不安がある旅。湯小屋と露天風呂には段差や傾斜があり、車いすの人や自力で歩くのが難しい人は入浴を遠慮するよう案内されています
- 刺青のある人の旅。宿の案内では、刺青のある人の温泉の利用はお断りです
- 水曜をはさむ連泊の旅。毎週水曜日は温泉設備の点検日で、日中の一部は入れません
福島のほかの湯は、福島の温泉宿おすすめ9選にまとめています。同じ福島市の飯坂温泉なら、飯坂ホテルジュラクもあります。宿選びの手順は、温泉旅館の選び方が参考になります。
よくある質問
日帰り入浴を含めて、出発の前に気になりそうなことに答えます。
- 福島駅からはどう行きますか?
-
福島駅西口から、無料の送迎バスがあります。要予約で、迎えは午後の1便、送りは午前の1便です。車なら約30分、路線バスはじゃらんの表記で30〜40分です。
- 貸切風呂は予約できますか?
-
貸切露天風呂の「瀬音」があります。予約の方法は、宿に問い合わせてください。
- 湯小屋の補修工事は終わっていますか?
-
26年6月11日のお知らせで、6月26日までの延長が告知されています。その後の状況は、予約前に宿へ問い合わせてください。
- 水曜日は湯に入れますか?
-
入れますが、日中の一部は入れません。毎週水曜日は温泉設備のメンテナンス日です。連泊の人は、あらかじめ予定に入れておくと安心です。
- 日帰り入浴はできますか?
-
できます。公式サイトの日帰り温泉のページ(26年10月時点)では、手ぶらで入れて、予約は要らず、当日の受付で利用できるとあります。タオルは有料で、持込みもできます。毎週水曜日の昼の部は、メンテナンスのため原則休みです。福島駅西口からの無料送迎バスは、日帰りの昼の部の時間に合わせて運行されています。利用時間と料金は、公式の日帰り温泉のページに出ています。
参考資料
旅館玉子湯 公式サイト、楽天トラベル 施設ページ・掲載情報、じゃらん 宿ページ
福島の温泉宿|同じ旅路の宿をもっと見る
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- 高湯温泉 旅館玉子湯|萱ぶき湯小屋と白濁の硫黄泉


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