全市町村に温泉が湧く「温泉王国」山形県への旅行を計画しているあなたへ。「せっかく山形に行くなら、まるでタイムスリップしたような大正ロマンの景色や、成分の濃い本物の温泉に浸かりたい」と思っていませんか?
山形県は、雪景色が幻想的な「銀山」、強酸性の白濁湯が湧く「蔵王」、将棋とフルーツの街「天童」など、エリアごとに強烈な個性を持つ温泉地が点在しています。
今回は、数ある山形の宿の中から、「絶景」「泉質」「歴史」「美食」という4つの視点で厳選した、山形県で絶対に泊まるべき究極の4軒をご紹介します。それぞれの宿の深掘り記事も合わせてチェックして、あなたの旅にぴったりの一軒を見つけてください。
▼ 山形で泊まるべき「究極の4軒」 ▼
1. 【銀山】国の登録有形文化財・大正ロマンの象徴「能登屋旅館」
銀山温泉の風景としてポスターなどにも度々登場する、エリアを象徴する老舗旅館です。大正10年に建てられた木造層塔形式の建物は、国の登録有形文化財。夜になるとガス灯が灯り、雪景色の中に浮かび上がる姿は、言葉を失うほどの美しさです。
2. 【蔵王】美肌の白濁湯と総木造りの大浴場「蔵王国際ホテル」
強酸性の硫黄泉が湧く蔵王温泉の中でも、特に評価が高い人気ホテルです。天井高のある総木造りの大浴場「八右衛門の湯」は圧巻。丸太の梁を眺めながら、源泉100%かけ流しの乳白色の湯に浸かれば、肌はツルツル、身体の芯まで温まります。
3. 【銀山】鏝絵(こてえ)の伝統とイタリアンの融合「古山閣」
銀山温泉の入り口近くに建つ、築90年以上の木造建築が美しい老舗宿。外壁に施された色鮮やかな「鏝絵(こてえ)」は必見です。伝統的な和風旅館でありながら、館内にはモダンなイタリアンレストランを併設。温泉街の夜景を眺めながら、地元食材を使ったイタリアンを味わう粋な体験ができます。
4. 【天童】滝の流れる大浴場と将棋の街「天童ホテル」
将棋の駒生産量日本一を誇る天童市にある、大型温泉ホテルです。自慢は、大きな滝を望む開放的な大浴場。広々とした和室や、山形牛を使った会席料理は、家族旅行やグループ旅行に最適。キッズスペースなども充実しており、三世代での利用にも安心です。
まとめ:山形の温泉旅、どこに泊まる?
今回ご紹介した4軒は、それぞれ全く異なる「山形の魅力」を持っています。
- 銀山温泉の象徴に泊まるなら… 銀山・能登屋旅館
- 白濁湯と樹氷の絶景なら… 蔵王・蔵王国際ホテル
- 伝統建築とイタリアンなら… 銀山・古山閣
- 家族で楽しむ癒やしの宿なら… 天童・天童ホテル
あなたの旅のスタイルに合わせて、最高の宿を選んでくださいね。山形の四季折々の景色と温泉が、あなたを待っています!


コメント