4,000坪の敷地に18室の隠れ家。汀渚 ばさら邸で紡ぐ、全室露天風呂付きのラグジュアリー物語

もし、あなたが「次の休日には、時計を外して、誰にも邪魔されない自分たちだけの時間を過ごしたい」と願うなら。そして、広大な敷地に点在する離れのような客室で、好きな時に好きなだけ露天風呂に浸かり、美しい英虞湾（あごわん）の夕景を独り占めしたいと願うなら。そんな、大人のための究極のプライベートリゾートが、伊勢志摩・賢島の高台にあります。それが、「汀渚（ていしょ） ばさら邸」です。

この記事は、単なる宿泊施設の紹介ではありません。これは、あなたが4,000坪もの広大な敷地にわずか18室しかない贅沢な空間へ足を踏み入れ、”ばさら（自由気まま）”という名の通り、心のままに寛ぐ一日を綴った、「解放と癒やしの物語」です。さあ、あなたもこの物語の主人公となり、頁を捲るように、極上の隠れ家へ出かけましょう。

【序章】賢島の高台、別世界へのゲート

近鉄・賢島駅から無料送迎バスで数分。穏やかな英虞湾を見下ろす高台に、ばさら邸の門はあります。一歩足を踏み入れると、そこは外界とは隔絶された静寂の世界。

ロビーラウンジからは、美しい庭園と、その先に広がる海。「ばさら」とは、サンスクリット語を語源とし、鎌倉・室町時代に流行した「常識に囚われず、自由気ままに振る舞う美意識」のこと。その名の通り、ここでは日常のルールは不要です。ウェルカムドリンクを頂きながらチェックインを済ませれば、あなただけの自由な時間の始まりです。

【第一章】物語の舞台、全室露天風呂付きの離れ

ばさら邸の客室は、すべて異なる趣を持った全18室。そして、そのすべてに「客室露天風呂」が付いています。

広々としたテラスにある湯船に浸かれば、目の前には英虞湾の絶景や、手入れされた庭園の緑。聞こえてくるのは鳥のさえずりと風の音だけ。誰の目も気にすることなく、何度でもお湯を楽しめます。

アメニティやリネン類も最高級品が揃えられ、冷蔵庫の中のドリンク（一部プランを除く）や、エスプレッソマシンも完備。部屋から一歩も出たくなくなるほどの居心地の良さが、ここにはあります。

【第二章】物語の冒険、3つの貸切風呂めぐり

部屋のお風呂だけでも十分満足ですが、敷地内に点在する3つの「貸切露天風呂」も外せません。特筆すべきは、その広さと豪華さです。

100平方メートルもの広さを持つ「天の鏡」は、まるでインフィニティプールのよう。水面に空や雲が映り込み、幻想的な湯浴みを楽しめます。他にも、森の中の隠れ家のような「くゆりのびり」、和の風情あふれる「月の宮」。これらを空いていれば何度でも無料で利用できるのです。庭園を散策しながら、趣の異なるお風呂を巡るのも、ばさら邸ならではの楽しみ方です。

【第三章】伊勢志摩の恵みを味わう、ダイニング「さかなへん」

夕食は、個室ダイニング「さかなへん」でいただきます。ここで提供されるのは、志摩の新鮮な魚介類や、地元の野菜をふんだんに使った創作料理。

素材の良さを活かしつつ、和食の枠にとらわれない自由な発想で調理された料理は、まさに「ばさら」の精神そのもの。伊勢海老やアワビ、松阪牛といった高級食材も、驚きのある一皿として登場します。器や盛り付けも美しく、目でも舌でも楽しめる晩餐。食後は、ヒーリングラウンジで静かに夜の余韻に浸るのもおすすめです。

＞＞楽天トラベルで「ばさら邸」の客室や料理の写真をさらに見てみる

どんな人におすすめ？【旅っ温泉旅館 評価】

この宿の特性を分析し、最適な評価軸で客観的な評価をまとめました。

対象者	おすすめ度	主な理由・特徴
プライベート重視のカップル・夫婦	⭐⭐⭐⭐⭐	全室露天付き、食事も個室、貸切風呂も充実。二人だけの時間を完璧に守ってくれます。
ラグジュアリーな空間が好き	⭐⭐⭐⭐⭐	敷地の広さ、ラウンジの雰囲気、調度品など、すべてが上質で高級感があります。
温泉（広さ・開放感）を楽しみたい	⭐⭐⭐⭐⭐	特に貸切風呂「天の鏡」の開放感は圧巻。温泉好きも納得のクオリティです。
賑やかなグループ旅行	⭐	静寂を楽しむ大人の宿です。12歳以下の宿泊は不可（プランによる場合あり）なので注意。

【終章】心に刻まれる、自由気ままな休日

「汀渚 ばさら邸」での滞在は、社会的な肩書きや日常の役割をすべて脱ぎ捨て、ただの「自分」に戻れる体験でした。それは、英虞湾の風に吹かれ、お湯に溶け、美食に満たされる、「再生の物語」でした。

テラスから見上げた星空。貸切風呂の水面の輝き。そして、何もしないという贅沢。これらすべてが、あなたの旅の物語を、優雅に、そして深く彩ってくれました。

この旅で得た安らぎと、満ち足りた幸福感は、あなたの心に深く刻まれ、明日からの日々を輝かせてくれるでしょう。ふとした瞬間に、あの静寂と、ばさら邸の自由な空気が、あなたを再びあの”賢島の別邸”へと誘うはずです。

さあ、あなたも、賢島で、自由気ままな物語を、紡いでみませんか？